納税者の申告によって確定するという申告納税である税金も、時には間違いがあることも当然。人間ですから、必ず間違いというものはあります。それを悔やんでも仕方ないので、更正を受けるしかないですよね。当然、申告納税といえど、申告を受けた側である課税庁にも二次的な租税確定の「権限」を持っているのですね。
税務署長というのは、課税標準や税額が法律に合わないと判断した際、または調査したものと異なっていると判断した際には、【更正】することができます。更正には、税額を増加する【増額更正】と、税額を減額する【減額更正】があるのです。そして当初より納税義務者側から申告がないというケースでは、課税標準や税額を【決定】できるものとしているのですね。そしてその決定をした課税標準や税額を変更する【再更正】というものもあるのです。
更正と決定は申告の間違いを正す意味で行われるわけですから非常に大事なことだと思います。
更正と決定とは、本当にいろいろな意味で大変ですが、最近脱税のニュースがまたありましたね。昨年度のマルサ摘発はなんと350億円。しかも悪質だとして検察庁に告発したのは153件。その153件中の13件で、事務所や自宅などから1億円以上の現金などが見つかったというニュースでした。
ある人は畑から現金7300万円が見つかり、ある人は自宅ロッカーから金の延べ板465キロ(13億8000万円相当)が見つかる。他にもなんと自宅エレベーターの床下のモーター類を収納したスペースに現金1億5000万円が見つかったという話もあります。金額的に少なく分けて一部を米びつの中にいれるという手口まであったりして、みんなものすごい手口で脱税を働いていたわけですね。本当にびっくりです。